【栃木県】あしかがフラワーパーク

藤

 一年の始まりを明るく迎えたい。そんな前向きな気持ちにさせてくれるからか、豪華絢爛に咲き誇る植物は、春の風物詩として古くから愛されてきました。
 「あしかがフラワーパーク」は、栃木県足利市堀込町(現:朝倉町)に 「早川農園」 として1968年に開園。以来、「250畳の大藤」として人々に愛されてきました。
 一年の始まりとして、是非ともたくましさを感じさせるような大藤を一身に浴びて明日への活力にしてはいかがでしょうか。
 今回は、そんな大藤を贅沢に味わえる「あしかがフラワーパーク」の見どころを紹介します。

見どころ

大藤と80mにおよぶ白藤のトンネル

 あしかがフラワーパークでは、「2014年 世界の夢の旅行先9ヶ所」に日本で唯一選ばれた幻想的な藤のトンネルを味わうことができます。
 とくに、3種類の藤が最盛期である5月頃には、カラフルな色を楽しむことができます。大藤が発する神秘的な空気や迫力のあるむらさき藤を味わえるのが、あしかがフラワーパークの目玉ともいえるでしょう。
 また藤とボタンを組み合わせた庭園もありますので、他の品種との調和も楽しむことができます。

むらさき藤をはじめ、日本では栽培が難しいきばな藤まで種類豊富な藤を楽しめる

 藤の場合は、見ごろとなる時期は品種によって異なります。
 「あしかがフラワーパーク」では、季節ごとに見ごろとなる藤を主役に、さまざまなイベントを開催しています。なかには、日本では栽培が難しいとされるきばな藤が主役のイベントも開催しています。

ライトアップをして、幻想的な藤を演出

 あしかがフラワーパークでは、一日を通して藤をライトアップして幻想的な光景を演出するイベントを開催しています。
 藤の中で一番見ごろとなる時期が早い大藤のライトアップは4月頃から開催し、以降見ごろとなる時期に合わせて様々な品種のライトアップを見ることができます。そのほかにも、藤の花をメインに、ツツジやシャクナゲの幻想的な光景を味わうことができます。

開催イベント

ふじばな物語

開催時期:4月中旬~5月中旬
 藤の開花時期の中でもっとも見ごろな4月頃に開催します。
 藤といえばむらさきをイメージする方も多いのではないでしょうか。このイベントでは、いろんな種類の藤に触れ合い、藤にしか出せない独特な神秘性を体感することができます。

春の花まつり

開催時期:3月上旬〜4月中旬
 春の訪れとともに、園内では20,000球のチューリップが顔を出し始めます。
 また、同時期に見られる桜や雪柳も、春の陽気な雰囲気に導いてくれるでしょう。