【福島県】世界中から集めた花ももが見られる「飯坂温泉花ももの里」

桃の花が咲き乱れる地上の楽園「飯坂温泉花ももの里」

飯坂温泉花ももの里は、宇都宮大学農学部の協同研究事業として2003年に福島市の私有地を借り受けて作られました。
40アールに及ぶ広大な敷地には、世界中から集められた40種類・約300本の桃の花が植えられています。
花の形状も色もさまざまで、矢口や寒白、菊桃、源平枝垂れなどの代表的な品種から、寿星桃や山桃(ロトウザクラ)、雲龍桃などの希少な品種まで、世界中の桃を鑑賞できるので見応えたっぷりです。
花の色や形、枝の伸び方などそれぞれに個性があり、それらを見比べながらの散策は飽きることがありません。
桃の花が咲き乱れる花ももの里は、まるで桃源郷のような観光スポットです。

アクセスは、福島交通飯坂線「飯坂温泉駅」から約1.5km、歩いて約15分です。
車でのアクセスは東北自動車道「福島飯坂IC」から約5km、東北自動車道「大笹生IC」から約6kmとなっています。
注意したいのは、花ももの里は桃の畑なので、舗装されていないことですから、歩きやすい靴で出かけましょう。

開園シーズンは4月の約1か月

桃の花といえばひな祭りの花として有名なので、3月の花というイメージがあるかもしれません。
しかし、北国の福島市では桃の花の開花時期は4月です。
このため、飯坂温泉花ももの里の開園期間も4月の上旬から下旬にかけての1か月間となっており、毎年事前に開園期間が発表されます。
飯坂温泉のウェブサイトなどで、あらかじめ開園時期を確認しておきましょう。

開園期間は案内スタッフや、駐車場誘導員が常駐していますが、開園期間を過ぎるとスタッフは不在になります。
開園期間以外でも園内を自由に見学できますが、桃の枝だけを眺めるよりも花盛りの時期に出かけるのがおすすめです。

桃のシーズンだけでなく一年中楽しめる飯坂温泉

飯坂温泉花ももの里は、飯坂温泉エリアにあります。
飯坂温泉は桃の花のシーズンだけでなく、一年中楽しめる国内でも有数の名泉です。
日本武尊や松尾芭蕉をも訪れたといわれる由緒ある温泉であり、奥州三名湯のひとつにも数えられています。
飯坂温泉には、数々の温泉宿泊施設があるほか、9つの共同浴場が設けられており、地元の人々からも親しまれています。

温泉の温度は約45度と熱めです。
これは60度ちかくある高温の源泉を掛け流しているからです。
泉質はアルカリ性単純温泉で、無色透明のマイルドなお湯が体の芯から温めてくれます。
また、湯上がりのお肌は、すべすべになります。

9つの共同浴場では源泉を薄めることなく100%の状態で楽しめますが、中には水を加えて温度を下げた湯船を用意しているところもあります。
高温の温泉が苦手な方でも、安心して入浴できます。