アクセス
広島湾に浮かぶ似島は、広島市南区からフェリーで気軽に訪れられる島として親しまれています。宇品港からフェリーに乗ると約20分で到着し、日帰りでも楽しみやすい距離感が魅力です。島は車両の持ち込みが制限されているため、徒歩を基本に自然の中をゆっくり巡るスタイルが主流です。港からは住宅地を抜けるとすぐに穏やかな景色が広がり、瀬戸内らしいのどかな空気が漂っています。道は複雑ではなく、主要なスポットへは案内板が整備されているため、初めて訪れる人でも迷いにくい環境が整っています。
島の中央に位置する安芸小富士への登山道も、港から歩いてアクセスできる距離にあります。登山道は比較的歩きやすく、瀬戸内海と広島市街を眺められる山頂は人気の場所です。夏場は日差しが強く熱中症のリスクが高いため、水分補給や休憩のペースを意識して歩くと安心です。島内にはコンビニや大規模な売店はないため、必要な飲み物や軽食は出発前に準備しておくと快適に過ごせます。
遊び方
似島では、海と山の両方を楽しめるアウトドア体験が魅力です。夏の海水浴シーズンには似島臨海少年自然の家周辺が開放され、穏やかな浅瀬で泳ぐことができます。水質が安定しており、波が穏やかな日が多いことから、家族連れでも過ごしやすい環境が整っています。海辺でのんびり過ごすだけでなく、潮風を感じながら浜辺を歩くのも心地よく、忙しい日常から離れてゆったりとした時間を楽しめます。
島の中央部にある安芸小富士は標高274mほどの山で、登山初心者にも歩きやすいコースが続きます。夏は緑が濃く、木陰を頼りに歩けば心地よい山の空気を感じられます。山頂からは瀬戸内海に点在する島々や広島市街を一望でき、晴れた日は遠くまで見渡せる絶景が広がります。登山にかける時間は往復で約1時間半から2時間ほどで、日帰りでも無理なく行程に組み込める点も人気です。山を下りたあとは港付近を散策しながら風景を眺めると、島ならではの静かな雰囲気がより印象深く残ります。
似島のもうひとつの魅力は、キャンプができる自然豊かなロケーションです。島には環境の整ったキャンプ場があり、夏場は海風が心地よく、テント越しに波の音を感じながら過ごす時間が特別な体験になります。日帰りの場合でも、浜辺での滞在を長めにとり、砂浜で読書をしたり、ゆっくり昼食をとったりしながらリラックスした時間を楽しめます。観光地化が進みすぎていない島だからこそ、自然の声に耳を傾けながら自分のペースで過ごせるのが魅力です。
注意点
島を歩いて巡るため、夏場はとくに暑さ対策が欠かせません。直射日光が強い日には、帽子や日焼け止めに加え、薄手の長袖を羽織ると過ごしやすくなります。島内は自動販売機が限られているため、水分は余裕をもって持参し、こまめに休憩を取りながら移動するのがおすすめです。海水浴場は自然環境の中にあるため、潮の流れや風の強さは日によって変わります。泳ぐ際は周囲の様子を確認し、自分の体力と相談しながら無理のない範囲で楽しむことが大切です。
登山道は比較的歩きやすいものの、雨上がりや風が強い日は足元が滑りやすくなるため、歩きやすい靴を選ぶと安心です。虫が多い季節には、虫よけ対策をしておくと快適に過ごせます。自然豊かな環境を楽しむためには、持ち帰り可能なゴミ袋を準備し、環境に配慮した行動を心がけると、島の景観を守りながらより満足度の高い1日になります。