伝統ある大規模な陶器市
益子の陶器市は昭和41年から続く焼き物を中心とした市場で、歴史ある益子焼だけではなく、カップやお皿などの日常で使える物や美術品として飾っておく物など多種多様な商品が並びます。
また木工製品やガラス製品など、陶器との相性が良い作家さんも出店をしています。
作家さんや職人さんによって一つ一つ丁寧に作られた作品たちは、どれも目を惹くものばかりです。
点在するテント村と呼ばれるところには職人さんや作家さんが多数おり、焼き物に関する話を直接聞くことができます。
作り手の思いを聞いてから手に入れた作品は、より大切にできることでしょう。
行くためにおすすめの時間や交通手段は
陶器市は都心からの距離も比較的近いため、毎年10万人を超える人が訪れる大きなイベントです。
会場も大変広く出店も多いからこそ、どう回るかの段取りを組んでおくことが非常に重要になってきます。
観光協会のホームページからその年の会場の地図がダウンロードできるので当日の動きの計画を練っておいて損はありません。
人気の作家さんは期間の前半で完売してしまい後半は出ないといったこともよくあるので、狙いの商品がある場合は初日の朝から行くのが良いでしょう。
早朝からでも並んで手に入れるといった覚悟が必要な場合もあるかもしれませんね。
また駐車場も開催時間の9時には近くの駐車場には停められないほどで、周辺の道路も渋滞が起きてしまいます。
車で訪れる場合は早めに到着しておくといいでしょう。
また電車を使用するという手もあります。
あまり知られていませんが、益子駅から自転車のレンタルができるのです。
数に限りがあるのですが、車での渋滞が苦手だという方にはおすすめの方法です。
また都内からであれば、やきものライナーと呼ばれるバスの運行もありますので検討してみてもいいですね。
会場内は作品だけではない
朝から会場入りしているのであれば、当然お腹も空いてしまいますよね。
会場では飲食店の出店も多く見られます。
会場内で食事も済ませることが出来るのは大きな魅力です。
益子焼で食事を出しているところもあり、一日中陶器にどっぷり浸かれること間違いなしです。
朝から行くなら前乗りするのもおすすめ
狙いの商品がある、お気に入りの一点を見つけたいと考えているのであれば、前日から会場周辺に宿泊してはいかがでしょうか。
宿泊施設から会場まで無料のシャトルバスが出ているところもあり、大変便利です。
しかし益子町では宿泊施設も限られているうえ、陶器市期間中は大変な賑わいになるので部屋が空いている施設もないかもしれません。
益子町だけでなく周辺も視野に入れて探してみると良いでしょう。