【長野】雲海が見られる「渋峠」

ドライブしながら絶景を

渋峠は長野県と群馬県の県境にあり、ドライブしながら大自然が作り出す壮大な景色を楽しむ事ができます。
標高2172mの高さに位置するため大自然を見下ろすような感覚を味わえるでしょう。
ごつごつした岩肌と草花の色が見事な景色を演出してくれています。
夜明け前に到着して、朝日を浴びるのもいいですね。

こちらには日本国道最高地点という石碑が立てられており、その名の通り日本で一番高い場所にある国道の地点です。
駐車場や展望スペースもあるので絶好の写真スポットです。

大自然が作り出す雲海をみるためには

春から夏にかけて見られる雲海は渋峠では一番人気のシーズンとなります。
山々の間に流れ込んでくる雲に飲まれてしまいそうな情景には、大自然の壮大さを感じることでしょう。
日が昇るにつれて雲が晴れていき峠の姿が現れるので、まるで山が目覚めていくような神秘的な感覚にもなりますね。
一生に一度は見ておきたい景色に違いありません。

そんな雲海が見られる時間帯は早朝です。
日の出前の空が明るくなり始めた頃から雲海は見られるので、日の出の時間を確認しておきましょう。

しかし自然現象でありさまざまな条件が合わさった時だけしか見られない大変貴重な現象です。
見られないことも多いということは覚えておきたいですね。
雲海の時期には観光客も多く訪れるため、ホテルでツアーが組まれていたりするので、初めて行くときはツアーを調べてみると良いでしょう。

絶景が楽しめるスポットが盛りだくさん

国道最高地点の展望スペースだけでなく、渋峠には素晴らしい景色を楽しめる場所が数多くあります。
長野県側の一沼からは渋峠を眺めることもできますし、沼に周りの景色が映り込み幻想的な景色を味わえます。
展望スペースよりも人が少ないので、ゆったりと山の雰囲気を感じられますね。

蓮池では山の景色と美しい蓮の花を一度に楽しめます。
志賀高原に位置していますが、渋峠からもアクセスしやすく人気のスポットとなっています。

時が止まっているかのような雰囲気の渋温泉

夏のドライブであっても標高の高い所は肌寒いい時もあり身体も冷えてしまうものです。
そんな時には帰りに温泉に寄ってみてはいかがでしょうか。

こちらの温泉は昔ながらの情緒あふれる温泉街が広がっています。
温泉街を歩いているだけで、時代が戻ってしまったかのような気分を味わうことができます。
日帰り温泉や足湯もあるので気軽に温まってリフレッシュするのもおすすめです。

雲海や朝日を目的とするのであれば、旅館に宿泊するのもいいでしょう。
温泉街の旅館に宿泊すれば温泉手形を発行してもらえて、渋温泉にある9ヶ所の温泉に自由に入ることができますよ。