瀬戸内しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路ですが、歩道も整備されており徒歩でも往来できるようになっています。
しまなみ海道は世界の最も素晴らしいサイクリングコースの一つにも選ばれ、サイクリストの聖地としても知られています。
秋は暑すぎず寒すぎず自転車を走るのに最適な季節です。
瀬戸内海に浮かぶ島々を7つの橋で結ばれているしまなみ海道を尾道市からのサイクリングコースを紹介します。
因島大橋
しまなみ海道のサイクリングコースは5つの橋を渡りますが、最初に渡る橋が因島大橋です。
大きな因島大橋を目にすればワクワクしてくるでしょう。ペダルを踏むたびにしまなみ海道を走っていると実感できるはずです。
因島大橋の麓には因島大橋記念公園があります。公園内にある明治時代に建てられ今も現役の大浜埼灯台は一見の価値ありです。
生地橋
因島から生地橋を渡ると生地島に到着します。生地島は全国有数の柑橘類の生産地で、中でも皮まで食べられるエコレモンが生産されています。
その他にも大理石の庭園になっている未来心の丘は、ぜひ立ち寄りたいところです。
多々羅大橋
生地島と大三島を結ぶ多々羅大橋の麓には広大なレモン畑が。
多々羅大橋では「鳴き龍」と呼ばれる現象を起こせます。橋の途中に看板があり、そこで木の棒を叩くと音の反響によって龍が鳴いているような音が聞こえていきます。
大三島橋
大三島から大三島橋を渡ると塩のCMでおなじみの伯方島に上陸します。
伯方島は古くから塩の生産地として有名です。伯方にある伯方ふるさと歴史公園では塩田や海運に関連する資料が展示されています。
また、大三島橋を下ってすぐのところにある開山公園は桜の名所としても有名です。
亀老山展望公園
ゴールとなるのが大島の亀老山にある亀老山展望公園です。島の南側に位置し絶景スポットとして知られています。
亀老山展望公園から見られる今治市の夜景は絶景です。